2011年2月16日水曜日

紙山水

枯山水ならぬ、紙山水
2008年に福井県で招待作家として、1ヶ月滞在しながら紙すき体験をしました。
越前和紙の本場、福井での体験はまさに一生ものの価値がありました。
そこで、初めてのインスタレーションを展示。
出来上がるまでは、ただひたすら和紙を作りながら構想を考えていました。
短い期間でしたので、かなり苦しんだ事を覚えています。
そこへ、枯山水が頭をよぎり、和紙で表現したらどうなるのかと思いつきました。
広い会場でしたので、それなりの空間を埋めなくてはいけません。
動と静、空間と余白、緊張感、空気感。そういったキーワードをテーマに制作しました。
もともと枯山水は、水のない庭のこと。
ならばと思い、水の代わりに影で表現しました。
写真の上から垂れ下がる無数のくねくねした和紙にライトをあて、下に写りだされるゆれる影を作りだしました。
思惑はみごとに的中しましたが、まだまだ浅いと写真を見て思います。


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